成果!?
中2のお話し
冬休みからひと足早く【一次関数】に取り組んでいます。(中学校では中2の3学期の内容)
もちろんはじめは子どもたちの【くいつき】も悪く、中々定着しませんでしたが私がそこは【めげないタイプ(笑)】なのでガッツリ進めていくうちにだいぶ理解も深まってきましてた。
直線の式 ⇒ 座標 ⇒ 面積
と進み、いよいよ動点問題(『t』を扱う応用問題)まで来ています。座標の置き方からだいぶ慣れてきて前回の授業の終了間際にわざと動点問題に【2次方程式(中3範囲)】が絡む問題を出しました。
もちろん子どもたちには『中3範囲だから式が立てられればOK!』という指示を出し授業を終えました。
そして、昨日の授業・・・
【式】だけでなく【答え】まで出してきている生徒がいるではないですか!
凄く嬉しかったですね。この塾を立ち上げてから学年の枠にとらわれず指導できること(三高特訓・特別講座・少人数授業・正月特訓など)は行ってきましたがこういう形で成果が出てきていると思えたのは初めてでした。
その子が答える『式』『計算過程』『答え』を板書していきました。
・・・お見事!!!でした
しかも【2次方程式】解の公式で解いたと思っていたら平方完成で解いてました。それにもびっくり(笑)。今回の問題はbが偶数だったので平方完成が速い解き方だったのです。
あー嬉しいなと思いながら、ほかの子たちはどんな表情?と思いながら眺めてみると、数名が悔しそうな表情をしていたのにもまた嬉しかったです(笑)。その子たちは『式』までは出していたのですね。
子どもたちに話したのは
「この解法に対する『差』は大した問題ではない。この考え方(この生徒の取り組み)に対する『差』が数年後の大きな差になるんだよ」と話しました。中2の子たちが真剣な表情で聞いていました。きっとこの学年は大きく成長するなと感じました。
ちなみに・・・さらにもっとスッキリ解ける別解を最後に伝えて授業を終えました(笑)。
相変わらずの美味しいとこ取り(笑)
H.H