「○○の意味が分からない」

思春期の子どもが使う言葉で、多い言葉( *´艸｀)

「【○○】をする意味が分かりません。」

これを大人が真に受けて説明をすることが必要なのか。

極論

いりません。

大切なことは、大人が信念を持って「○○」をさせているかです。

ポイント

　１、思春期に限らず子どもたちは、私の経験上、「気分」で言葉を発する場合が多くあまり気に留めていない場合も多い。

　２、大人は「（子どもたちに言っても）意味が分からない」けど「意味があるもの」の存在があることを知っている。

子どもたちの「気分」というのは、例えば【○○】が上手くできない場合やきつい場合が多く、一時的に悔しくてとかきつくて発している場合が多いのです。

それを真に受けて、大人が「意味」を説明し始めて、子どもを納得させられなければ子どもたちに変な知恵を付けてしまう場合もあります。

この大人は、自分（子ども）が納得いかなければ「意味が分からない」といえば何とかなるな。みたいなことです。

逆に大人が「意味」を説明し始めて、信念がなければ、または意味を伝えられなければ、大人が迷ってしまうこともあるかもしれません。（苦笑）

そもそも、「意味」を言っても分からないものですから意味を付けるというのが難しい場合も多く存在します。

例であげると

部活でうまくなるためには、技術（技）を磨く。これは子どもたちにとっても分かりやすい。でも体力作り。これは、子どもにとっては意味が分からない。きついですしね。(笑)

挨拶は全てにおいて大切なこと。子どもたちにとっては意味が分からない。

ということです。

私は経験上その使い分けをしており、よく子どもたちから「最初、意味わからなかったけど、本当に先生ありがとうございます。やり続けてほんと良かった！」と言われることがよくあります。

つまり、「意味」の説明よりも、「分かるまでやらせる」ことの方が重要です。そして、「分かるまでやらせる」の中に、「意味を説明する」場合があっても良いと考えてはどうでしょう。

ちなみに、最近涙ながらに「意味が分からない」と訴えてきた子がいましたが、今日はケロッとしてきてました。

H.H

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