一番嬉しいかも
やっぱり一番嬉しいかもしれません。
高校受験に失敗した生徒が遊びに来てくれました。凄くうれしい!楽しい時間を過ごせました。またおいで!ありがとう!
学習塾は志望校合格を目的として入塾される場合が多いので、合格者は卒業してからもいくらでも遊びに来ますが、不合格になった生徒はあまり来ない場合が多いと思います。
『学習塾は合格ありき』ですから当然と言えば当然かもしれませんが、私がまだ塾講師としてかけだしの頃、その当時の私の上司(この方も今は学習塾を開業されています。)と『不合格になっても遊びに来てくれる指導を目指したいね!』と話しをしたことがあります。そこから私の指導が180度変わったのを今でも覚えています。
【志望校への合格】の指導から【高校でも通用する力をつける】指導へ。そして現在は【社会へ出ても通用する人財育成】を会社の方針として。
考え方を変えてから、私の指導自体、特に授業が【合格のためのテクニック】から【高校でも通用する思考力養成】に変わり、年を追うごとにその効果は現れはじめました。鶴丸・甲南・中央への合格者が今まで以上に増えたように思います(多い時で鶴丸へ30名程度だったと思います。)。また、不合格になっても遊びに来てくれる生徒が多くなってきました。そしてなにより高校で通用する生徒が多くなりました。
自分の中で塾講師とは【子どもの受験指導に関わる仕事】という感覚から、【子どもの人生に関わる仕事】へと変わり『やりがい』と『大きな責任』を感じ始めたのを覚えています。
会社を立ち上げ、これから同じ感覚【子どもの人生に関わる】を持つ方たちと出逢い一緒に仕事をしたいなと思います!
さて、最初に書いた生徒は今行っている私立高校で1位!だそうです。数学の先生になるか、研究者になるか。と夢も語ってくれました。いろいろ話を聞いて私ができるアドバイスはしました。また【東大行っちゃえ(笑)】と吹っかけてみました。
H.H