仕事の流儀

伝わったことが伝えたこと

この考え方を持つだけで

仕事レベルはぐっと上がります。

私は運よくサラリーマン時代の

初めての上司が

それを大切にされる方だったので

その部分に関してはとても鍛えられました。

例えば先方と約束をしたとき

先方がその約束を忘れていた時

「私は伝えていたんですけど・・・」

と言い訳（弁解）する方を多く見かけます。

しかし

言い訳（弁解）からは何も生まれないことを

理解する必要があります。

言い訳することで

自分を正当化するとその場はしのげても

反省もなく同じことを繰り返します。

それよりも同じ事例があったとき

今度は（先方が）約束を忘れない方法を

考えて、工夫し実践することが、

次の仕事に繋がります。

その上司と仕事をしているときは

よく

「それは、伝わったことが伝えたことだね」

という会話が飛び交いました。

とても良い環境だったと記憶しています。

いくつか事例を上げます。

事例１）

子どもたちが

大切な書類の提出日を守れない。

→大切な時だけ一生懸命「持ってこい！」

　といっても伝わるはずがない。

　常に、

　提出物など小さなときから

　期限を守ることを指導することも大切。

事例2）

ご家庭に案内書等は渡しているが

イベント等の日程を把握していない。

→案内書を渡したから大丈夫という

　考え自体が既に間違い。

　・案内書を渡した時、1週間前、前日

　　ご家庭へ確認（メール等）することも大切。　

　・ご家庭、子どもたちへの

　　連絡まできちんと出来ていると判断するなら

　　【案内書】の中身をもっと工夫すること。

　　→私も勉強中ですが

　　　見やすい【案内書】というのは

　　　たくさん存在します。

事例3）

外部の方とアポイントを取ったが

先方が忘れてしまった。

→特に話の途中でアポイントを

　取る場合が多いと思います。

　話しの最後に必ずひと呼吸おいて

　再確認すること。（日程、時間等）

　→私は先方が目の前にいる場合

　　先方がメモをとるのを必ず確認します。

私はどんな状況でも

相手が不快に感じない方法を

考え、工夫し実践することが

仕事の大切な一つだと考えています。

それは

とても難しいことで

きっと正解はないのだと思います。

しかし

今もなお、自分の最良の方法で

仕事をすることが

仕事レベルを上げることに間違いなく

繋がると考えます。

伝わったことが伝えたこと

H.H

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