大局を見る
えらいタイトルを付けてみました。(笑)
今日はちょっと持論を展開。
今回、塾に通っている中1の大半が初の中間テストと実力テストに挑みました。学習塾Vie Aube生の平均は445.8点(500点中)でした。十分すぎるほどよく頑張ったと思います。
それでも中1の子たちはうかない表情。学年順位が予想以上に悪いということです。400点超えているのに、80番台、90番台。もちろん反省して次に活かせば良いと思います。保護者でもがっかりされている方がいるようです。
なるほど確かに、ここで「負の循環」が出来上がる可能性があるんだなと改めて認識。
中1の初のテストで400点以上とれていれば私の中では十分。順位関係ありますか?中1の初のテストでは順位は全然関係ないと私は思います。
もっと大切なのは、今後のテストも400点以上獲得し続けることです。
今回400点以上獲得できたということは、400点以上獲得する力があるということが証明されたわけです。これは子どもにとっては凄く大きいことで自信にしていいことです。そしてこれをとり続けるようサポートするのが周りがしなければならないこと。
範囲が狭いので、周りの子たちも点数を取ってきます。ある学習塾では、徹底的に範囲に即して指導すると聞きます。予想問題・予想テストを駆使して徹底的仕上げてきます。だからこの時期の中1は順位が【団子状態】。(私はそう呼んでいます。(笑))
当然1点で順位が大きく下がります。
でも今回、順位に目を向けないといけないのでしょうか。私は違うとはっきり言えます。
順位に目を向けると
子どもたちは自分の評価を下げます。400点以上獲得しているのに自分はできないと感じるかもしれませんし、勉強する意味がないと感じるかもしれません。
保護者の方はお子様が出来ないんじゃないかと感じます。400点以上獲得しているのに出来てないと感じます。そんな表情でお子様に接してしまいます。
これが先ほど述べた「負の循環」です。少しでもそのように感じはじめると、子どもたちは勉強に対する意識が低くなり、いよいよ400点取ることも出来なくなる可能性がでてきます。
結論から言います。400点以上獲得したならば、
子どもたちは400点以上獲得した自分を徹底的に褒めちゃってください!自分はやればできるんだ!もっと頑張ろう!と感じてください。そして次のテストに向けて動き始めてください。
保護者の方は400点以上獲得したお子様を徹底的に褒めてください!「すごいね!」「がんばったね!」「やればできるね!」「おかあさん(おとうさん)めちゃくちゃ嬉しいよ!」「どんな勉強したの?教えて!」などなど。あまり褒めない保護者の方も今回だけは(笑)
「このままいくと●●高校にいけるね!」「この調子で頑張れば●●(→お子様の将来の夢)に絶対なれるよ!」
褒められて嫌な気がするお子様はいません。何より、気持ちが乗って次のテストでもお母様(お父様)を喜ばせたいと思うかもしれません。勉強に目覚めるかもしれません(笑)。
大局といわずも少しだけ先を見て、声をかけてみたり動いてみるだけで「正の循環」を作ることが可能です。
400点以上獲得した時の話しですので、偏ったものになってしまいましたが私はそう思います
H.H