携帯電話も良し悪し。決めるのはご家庭。
私たちの子ども時代には考えられなかった携帯電話・スマホの普及。(個人的には、学校が終わると友達や好きな子と連絡が取れないそのもどかしさに一票ですが( *´艸`))
今では、当たり前のように子どもたちが持っています。(ずっとつながってますね。( ゚Д゚))
中学生で50%弱。高校生で90%以上の所持率。
「肯定」も「否定」もしませんが、今回はなるほどと思わせる話し。
その子は、中学生で「携帯電話(スマホ)」を持っています。しかしここ数ヶ月、家族内のケンカが多くその原因が・・・「携帯電話」。
ごくごく単純な話なのですが、そこに気づくのにはちょっと時間がかります。携帯電話は世の流れ。上手に付き合っていくべきという前提がもしかしたら邪魔をしていたのかもしれません。
携帯電話といっても今やパソコン状態。今話題の「ポケモンGO」なんて携帯電話でできるなんて想像もできないこと。
親の方が把握していないことも多くあります。例えば、SNS。これには親もビックリ。携帯電話じゃなくても友達と連絡取れるの???という質問は数年前によくいただきました。LINE・Skype・カカオなどなど。
無料で使えるツールがたくさんあって、事件・事故につながることもありますので気を付けましょうね。
さて、今回の子は結果、携帯電話を親が預かるという処置を実施。もちろん最初は子どもの反発にあいます。ケンカもしている様子。しかししばらくその生活に慣れると・・・。
お互いが穏やかに。(本人も「依存」になってることは認めていました。本人はもうちょっと時間がかかりそうです。)
携帯電話を「生活から無くす」という選択肢は決して間違いではないということ。昔は無くても良かったわけですから。お互い会話も増えていき、きっと良い状態に向かう予感。
結果的には、ご両親の決断(腹を決めた)が良かったのだと思います。もちろん全て解決というわけではなく、今後も様子を見ないといけません。
携帯電話との「共存を考える」選択肢があるなら、「完全に取り上げる」という選択肢もまたあるということです。
どのようにするかは、各ご家庭の考え方次第。
しかし、このご家庭が成功するであろう理由の一つは、私たち(塾)にもきちんと相談してくれるところ。ほんとの三位一体ということが出来ています。今回の決断も、お母様とN氏で最終的には話合いがなされています。この時点で私は、今回どちらの選択肢であったとしても良い状態になっただろうなと予想できます。
H.H