疑問を感じてこそ成長がはじまる

先日、中1の子が授業終了後、自習約束を破り、帰ろうとしていたので

「ちょっとおいで」と呼び止め話をしました。「なんで帰るん？」と聞くと、「サッカーの日本代表になるため、練習をします」と。

・・・そこは無視して(笑)

深く話を聞くと、「勉強しても成績伸びないから、自分には勉強は合っていない」ということでした。

この子は、ご兄弟を教えたことがあり、その「ご縁」で夏からご入学になった子。とてもかわいくて、私にとっては何とか育ててあげたいと感じている子です。

本人なりに勉強していてその結果、上記のような言葉を発したのだと思います。

実は、こういう行動や言葉は成長のチャンスなんです。

特に、部活をしている子は話をしやすい。この子の場合、部活は大好きでかなり上手という話を聞いています。

部活と勉強を比較しながら私も真剣に話しをしました。

その子は涙をためて話しを聞いていました。結果、その話が正解なのかどうなのかは今後のその子の動きで決まりますが、

自分の能力を自分で決めてはいけない

このことを伝えたつもりです。

その子が言った言葉「サッカーは好きだから頑張れる！」

私は、「サッカーを好きになるまでどれだけ練習した？」「勉強もそのくらい（練習）してから、【合う】のか【合わない】のか決めなさい」とアドバイスしました。

さらに、「サッカーを真剣にしてない奴がいて、そいつが「俺サッカー合わない」って言ったら○○はどう思う？」「○○が勉強に対して「合わない」と言っているのはそのレベルだよ」と厳しめに話をしました。

今後の動きを確認して、帰しました。今日からその子がどのように動くか楽しみです。

私たちの一言一言が子どもたちにとって【一つ】でも成長するきっかけになればいいなと思います。

H.H

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