行動ですね４

『行動ですね』シリーズが流行っていますが(笑)

そもそもの原点はこちら↓↓↓
vie-aube.jugem.jp/?day=20160422

昨日、昔の教え子がふら～と友人を連れて遊びに来ました。

懐かしい！！！！！

ここ数年で一番嬉しい訪問者でした。本人も『その節はありがとうございました！』みたいな大人びたことを言っており、泣きそうになりました。(笑)

高校を卒業して消防士になったということです。すげーぞ( *´艸｀)

『○○高校はとても楽しかったけど○○高校じゃなく、先生が言う通り▲▲高校に行くくらい頑張ればよかったという後悔もあります』

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当時受験前、確か１２月くらいだったと思います。彼も含めて彼の周りはとてもやんちゃで中々勉強に打ち込まず、彼はとうとう塾を辞めるという決断をしてやってきました。今からが大切なのに（苦笑）

事前に当時の担当からその情報を入手していました。当時の担当は、『再三、（担当は）彼と話しをしていたので（私でも）絶対に引き留めるのは無理です』と私に伝えていました。私は当時その教室の責任者をしていました。

【絶対】と言われると燃えるタイプで。(笑)

引き留めるという言葉を聞いた時に、覆せる可能性はあるなと思いました。そもそも塾選びはご家庭の選択でそれを無理に引き留めるという考え方自体が間違っていると当時から考えていたので、私は彼を引き留めるではなくて彼にとっての大切な考え方や動き方を提案をするということをしました。
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その子が、当時を振り返り

『実はあのとき先生と話する前、母と塾に到着した時点で「塾やめるから」と言っていたんですよ。(笑)』

と笑いながら言いました。続けて

『でも洗脳されましたwww。洗脳されてよかった！』

笑いながら言ってくれました。洗脳はしてないですけどね。(笑)　とても嬉しかったです。

私はその時、私の言葉に耳を傾け自分の可能性を信じた彼自身に、また彼をそこで気づけるように育てられたご両親に感謝していたのを思い出します。

これも一つの行動です。中学生で自分の考え方を曲げるというのはそう簡単ではありません。もちろん大人になるにつれ多くの考え方を身に付けるのですが、行動することで彼は塾に残り精一杯受験と向き合うことが出来ました。

また、昨日彼が訪ねてくれた行動によって、私と笑いながら昔を振り返ることが出来ました。私はきっと彼のことは忘れないと思います。

そして、彼にとってこういう行動の「成功」がこれからの彼の人生をより良くするのだと思います。私の方が勉強になりました。

ちなみに、彼はのちに塾を継続すると決めてから入試まで塾の授業が終わったら私の目の前で勉強をするというシステムを作った人物となります。(笑)　（みなさん！（私の教え子に呼びかけてみる(笑)）この先輩があのシステムの創始者ですよ(笑)）

H.H