蟪蛄(けいこ)春秋を識らず、学びを知る – Know Learning Beyond Yourself –
VieAubeの成果
開校10周年!特別企画 第2弾!
2025 夏期講習 -楽しいは、作れる。-
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V合宿2日目 成長の核心に迫る時間
V合宿2日目が始まりました。昨日、子どもたちは新しい環境での生活や学習の「型」を学び、少しずつ動きに慣れてきました。
しかし、この合宿で最も大切なのは、この2日目です。
なぜなら、今日こそが、子どもたちが自分自身の弱さと真正面から向き合う日だからです。
早速、説教をかましてあります。子どもたちの潜在意識は恐るべし。どんな厳しい事象も慣れちゃうんです。だからこそ、初心を伝え続ける。
私はこの時間を 「不快感」を乗り越える時間 と呼んでいます。
勉強そのものに対する不快感。
長時間座り続ける姿勢に対する不快感。
人から注意や指導を受けることへの不快感。
これらの「不快感」は、誰しもが感じるものです。しかし、この合宿では、その不快感から逃げるのではなく、しっかりと向き合い、乗り越えることを目指します。
「蟪蛄(けいこ)春秋を識らず」が示す真理
昨日、子どもたちに 「蟪蛄(けいこ)春秋を識らず」 という言葉を伝えました。この言葉は、曇鸞大師の『浄土論註』にある「伊虫あに朱陽の節を知らんや」という一節から引用されたものです。
たまにこのブログでも紹介しています。
けいこは「蝉(セミ)」
夏のわずかな期間しか生きられない蝉、蟪蛄は、春や秋の存在を知りません。
しかし、この言葉の深いところは、「春や秋を知らないこの虫が、どうして自分が生きているこの季節(夏)を知ることができるだろうか」と問いかけている点にあります。
つまり、「他者を知らずして、自分を知ることはできない」という真理を私たちに伝えています。
私たちは、つい自分の経験や知識だけで物事を判断し、自分の想いが世界の中心だと思ってしまいがちです。しかし、他者の想い、悲しみ、喜びを知ろうと努めなければ、自分が何者であるかすら見えてこないのかもしれません。
勉強も同じ。
「勉強は難しい」と感じることは誰にでもあります。しかし、それは本当に本気で取り組んだ上での「難しさ」でしょうか。
わずかな時間、少しだけ取り組んで「自分には向いていない」と決めつけてしまうのは、自ら学びの世界を狭めていることに他なりません。
本気で向き合うことで見える世界
「蟪蛄(けいこ)春秋を識らず」。
この言葉は、子どもたちに「本気で勉強に取り組んだからこそ、その奥深さや難しさがわかり、それを乗り越えようとする力が生まれる」というメッセージを伝えています。
このV合宿は、子どもたちが勉強に本気で向き合い、本当の難しさ、そしてそれを乗り越える喜びを知るための大切な機会です。
「不快感」を乗り越えた先に
2日目の今日も、教室には様々な言葉が飛び交っています。
「もっと大きな声で挨拶を!」
「椅子の座り方!」
「鉛筆の持ち方!」
一見、些細なことのように思えるかもしれません。
しかし、これらはすべて、子どもたちが勉強と向き合うための大切な「型」であり、同時に彼らが感じている「不快感」を乗り越えるための試練です。
この不快感を乗り越えた先に、子どもたちは確かな自信と、何事にも動じない心の強さを手に入れます。
それが、将来どんな困難に直面しても、正々堂々と生きる力になるのだと信じています。
保護者の皆様へ
今日一日、お子さんたちがどんな表情で自分と向き合っているか、ぜひ想像してみてください。次回のブログでは、2日目の成果や感動的なエピソードを交えながら、子どもたちの成長についてお伝えしたいと思います。
最近、お子さんからどんな「不快感」にまつわる話を聞きましたか?そして、それを乗り越えるためにどんな言葉をかけましたか?
ぜひ、LINEで教えてくださいね。
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